お祭り風船のお話し

(こちらの記事は、前会長の斎藤尋秀が記したものです)

 

風船はかつて街商(露天商・テキヤ)さんメインアイテム(ネタ)でした。
現場で膨らまし販売、かさばらず、膨らますことで付加価値が付きテキヤさんにはうってつけのネタでした。
昭和30年から50年位が最盛期、「特大ミッキー」、「太陽」、「タコ」などガス入り風船、

風船で鉢巻やタスキ、太鼓(膨らました風船を棒でたたく)など個々にオリジナリティーのある販売で、

名物のテキヤさんが居たこと記憶しております。
現在は食べ物が多くなり、風船の販売は「水チカ(ヨーヨー)」、「キャラクターUFO(フィルムバルーン)」等が見受けられます。

 

露天商をテキヤ「的矢」さんと称しますが、敵(お客さん)を捕まえて商売するから、

的当てになぞられた表現かと思われます・・・これは私の推察ですが。
「ネタ(商材)」、「ヤトン(問屋)」、「ネタ元(メーカー、仕入先)」、

「テッカリ(晴天)」、「ミズバレ(雨天)」、「上げチカ(ガス入風船)」などまだまだ独特の表現があります。
また全国の「タカマチ(縁日、祭礼)」に出向いて商売をしますので現地の縁日の仕切役(独特な組織)と交渉・しがらみの上に成立しています。

素朴で働き者が大多数の方々です。

 

日本ゴム風船商工会の記念誌「20年のあゆみ」より
タコ風船と太陽風船

 

特大ミッキー風船と縁日風船いろいろ